「かじや園」園主 前田昇平 日本農業新聞(9/14版) 長年人気の豊水は、その年の気候によって味や食感が悪くなる「みつ症」という生理障害が起きやすく、毎年不安がつきものでした。 「かじや園」ではちょうど豊水の改植時期にあたり、同じ豊水を植えるのではなくリスクを抑えるため6年前から「なるみ」という品種を試験的に栽培していますが、昨年からその出来栄えが認められはじめました。 近隣の梨農家の諸先輩方や、JA横浜の営農技術顧問、神奈川県農業技術センターのアドバイスを受けながら、豊水の代替品種として「なるみ」の本格導入を目指しています。